更年期に風邪が頻発する場合の対処

更年期に入ると、人によってはものすごく風邪をひきやすくなるという症状が見られます。
元々風邪をひきやすい季節の変わり目はもちろん、ひどい場合は年間通して風邪の症状が続く場合も・・・。

このような、更年期に引き起こされる風邪の原因は大きく分けて2つあります。

1.発汗による風邪。一般に、更年期になると体が火照りやすくなりますが、体温が上がって汗をかくと、汗が冷えることによって体も冷やされ風邪の引き金となることがあります
2.ホルモンバランスの崩壊。更年期に入るとホルモンの分泌量が急激に下がるため、バランスが取れなくなって免疫力が低下します。その結果、私達に一番身近な病気、すなわち風邪にかかりやすくなります

他にも、この時期だと更年期独特の症状(肩こり・疲労感など)に対するストレスが多くなり、そのせいで抵抗力が下がっているということも原因になり得ます。

更年期の風邪症状を放っておくと、ずるずると体力を奪われていくためまた風邪にかかりやすくなり・・・という悪循環に陥ってしまいます。
が、だからと言って自己判断で市販の風邪薬や漢方薬を買って飲むというのもあまりおすすめはしません。

なぜかと言うと、大半の風邪はウイルス感染で発症するものですが(人ごみで風邪をもらってきたりしますよね?)、更年期の風邪の場合はウイルスが原因でない可能性も高くなるからです。
例えば・・・
1.更年期で体質が変わることによるアレルギー
2.呼吸器系の異常、風邪ウイルス以外の感染症

などが考えられます。基本的な抵抗力が下がっているので、風邪以外のウイルスの可能性も普通にありますし、そうすると市販の総合感冒薬ではあまり効果が期待できません。

自己判断を過信せず、更年期の時期に体調が悪くなったら、内科や婦人科で診てもらうことをおすすめします。
専門家の判断を仰ぎ、特に深刻な風邪でなければ風邪薬程度で治るでしょうし、そもそも免疫系が弱っているならホルモン注射を受けるか抵抗力を上げるための漢方薬を処方してもらいましょう。
そのあたりの判断はプロに任せたほうが無難です。
あなたは自分1人の症状しか見たことがありませんが、お医者さんは年間何百人も見ています。きっと適切な対応を行ってくれるでしょう。

更年期障害は鬱陶しいものですが、逆に考えれば自分の体に気を遣い、必要なら病院に通うという、ある意味体のメンテナンスにはうってつけの機会でもあります。
この時期にしっかりと自分の体の状態を把握し、整えておきましょう。