会社倒産の前兆に気付くには?

あなたの会社は倒産の危機に陥ってはいないでしょうか?
もし倒産してしまった場合、その時からあなたは無職。会社からの収入は全くのゼロになります。

倒産の前兆に気付いたところで、倒産それ自体が防げるわけではありませんが、やはりある程度事前には知っておきたいところ。
そろそろ来るかな・・・と思っていたところで倒産を告げられるのと、倒産など想像だにしていない状態でいきなり知らされるのでは雲泥の差があります。
事前に倒産を予測しておけば、その後の身の振り方や別の会社への転職活動なども前もって準備しておけます。

——————–
☆会社倒産の前兆例☆

【社長編】
・社長が銀行に行くことが多くなる、または銀行や金融機関からの電話が多くなる
・トラブルがあったわけでも年度末でもないのに税理士や弁護士と頻繁に会うようになる
・目に見えて社長のやる気がなくなる、考え込むことが多くなる

【経理編】
・会社の内部留保が年々減っている
・会社保有の資産(設備や証券など)を売却し始める
手形を即現金化する。割り引かれても即現金化
・役員報酬がいきなり減額される
手形の不渡りが起きる(入金ミスなどのヒューマンエラーでない限りはかなり危険な状況)

【社員編】
・一気に複数人が、会社都合によって退職する
・有能でバリバリ働いていた人が急に辞める
未払い賃金が発生する(遅延の月数が増えるにつれて危険度大)
・役員や取締役の数が急に増える(負債や責任を肩代わりさせるため)、またはコロコロ入れ替わる
総務、経理担当の社員がいきなり辞める
・それまで出ていた残業代や賞与が減額またはゼロになる
・給与の支払いルールが変更される(分割支払いになる、特に理由も言われず振込口座を変えるよう言われる)

【社内環境編】
・社内、とくに役員まわりの雰囲気が悪くなる
・Officeソフトなど高価なものは違法コピーしたものを使っている
・経費削減をうるさく言われるようになる。仕事上必要な資料などの購入を渋る
——————–

これらの中でも特に、「どんどん人が辞めていく」「給料の遅配が起こる」はかなり深刻な倒産のサインです。
上記のような前兆にいくつか当てはまるものがあれば、それ以外の項目についても当てはまるかどうか、社内をよく観察してみましょう。意識しないと気付かないこともあるものです。

複数の項目が重なり会社倒産が現実味を帯びてきたらその後の進退をきちんと考えましょう。
辞めるという決断をした場合、社長や取締役に泣きつかれるかもしれませんが、そこは自分の損得を考えシビアに判断するのが吉。
もし情にほだされて辞職を取り消すならば、その後倒産したとしても後悔しないくらいの覚悟が必要です。

常に意識しないといけないことは、あなたの会社は明日倒産しないとも限らないということ。日本だけでも1日あたり数十件の会社が倒産しているのです。
何があっても冷静に対応できるような心構えだけはきちんと備えておきましょう。