ビケ足場とは:特徴:安全性

ビケ足場とは、株式会社ダイサンが開発した、工事現場で使われる足場の一種です。
本来は、「くさび緊結式(きんけつしき)足場」というのがビケ足場の正式名称。

ビケ足場の利点としては、
・組立、施工が簡単。各部を組み立てていくだけなので、ハンマー1本あれば組み立てられる
・組み替えも容易なので、複雑な形の建物に対応しやすい
・省スペースで設置できる
というところです。

そもそもビケ足場は1979年(1980年という説もある。どっちが正しい?)に作られた当時から、「ハンマー1つで組み立てられる」ことを売りにしてきました。
つまりもともと「簡便さ」を前面に押し出した商品です。
コスト面でも、他のがっちりした足場(ビケ足場ががっちりしてないという訳ではないです)より抑えられます。

安全性についての評価は悪くないですが、ビルのような外壁が複雑でない建物、もしくはお役所が監督している建物はビケ足場より枠組足場が使われることが多いようです。
前者は、外壁が複雑でないなら枠組足場のほうが適しているという理由、後者はお役所の指定が「枠組足場を使え」となっていることが多いというだけの理由。

ビケ足場が活躍するのは、主に普通の住宅建築です。
外壁が複雑になりがちな住宅建築は、組立・組替スピードが早く、様々な地形に対応できるビケ足場が適しています。

もしビケ足場がなくなってしまったら、家を建てるときにかかるコストは今よりもっと高くなってしまうかもしれませんね。
コストパフォーマンスと安全性に優れたビケ足場は、これからも大いに使われ続けていくことでしょう。